鳩山由紀夫首相は30日、首相官邸で記者団に対し、「(たばこ税は)環境や体の面から見て、増税ありうべしかなと思う」と述べ、厚生労働省が10年度の税制改正で要望しているたばこ税増税に前向きな意向を示した。
たばこ税については、民主党が政策集で「健康への影響を考えた基準で課税する」と指摘。政府税制調査会への首相の諮問でも、たばこ税見直しが盛り込まれていた。これに対し、政府税制調査会は「たばこ増税は検討に時間がかかる」と慎重な姿勢を示してきたが、首相発言で今後増税議論が加速する可能性もある。
一方、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げたガソリン税など自動車関連4税の暫定税率の撤廃方針について、首相は「もはや延長すべきではない。廃止するのは当然だ」と述べた。ただ、政府税調では「政策実現の財源確保のうえでも、10年度からの全廃は事実上困難」との見方が浮上している。
首相は暫定税率廃止と環境税創設との関連について、「暫定税率はいったん廃止した後、環境のために増税して良いかどうか国民に訴え、理解を求めない限り難しい」と述べ、暫定税率廃止を先行させるべきだとの認識を示した。【斉藤望】(毎日新聞)
たばこ税については、民主党が政策集で「健康への影響を考えた基準で課税する」と指摘。政府税制調査会への首相の諮問でも、たばこ税見直しが盛り込まれていた。これに対し、政府税制調査会は「たばこ増税は検討に時間がかかる」と慎重な姿勢を示してきたが、首相発言で今後増税議論が加速する可能性もある。
一方、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げたガソリン税など自動車関連4税の暫定税率の撤廃方針について、首相は「もはや延長すべきではない。廃止するのは当然だ」と述べた。ただ、政府税調では「政策実現の財源確保のうえでも、10年度からの全廃は事実上困難」との見方が浮上している。
首相は暫定税率廃止と環境税創設との関連について、「暫定税率はいったん廃止した後、環境のために増税して良いかどうか国民に訴え、理解を求めない限り難しい」と述べ、暫定税率廃止を先行させるべきだとの認識を示した。【斉藤望】(毎日新聞)
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by biidesigns01
| 2009-10-31 00:13